
AIって、最初は「なんだかすごそう」と思う反面、どこか距離のあるものに感じていました。
でも、なんとなく試してみたら意外にも面白くて、気づけば少しずつ日常の中に入り込んでくるようになりました。
今では、AIを“趣味”として楽しんでいます。
私の場合は、音楽生成AIから入りました。
といっても、楽器が弾けるわけでもなく、作曲の知識があるわけでもありません。
ただ「こんな曲ができました」という感覚で、気に入ったものを選び、並べて、名前をつけて公開する。
それだけでも、自分の中ではしっかり“創作した”という気持ちになります。
AIと聞くと、専門知識が必要だとか、仕事に使わなきゃ意味がない、みたいに思われがちですが、
そうじゃなくても、ただ「楽しいからやっている」で十分なんだと思います。
私は「自分の作品だ!」という強い気持ちではなく、「こんなのができたよ、よかったら聴いてみてね」という感覚に近いです。
作るというより、“できたものを共有する”ことが、ただ楽しいんです。
しかもAIは、こちらが疲れている日でも文句を言いません。
少し時間が空いたときにふらっと使ってみると、新しい音楽やイラストが生まれる。
それがほんの数分で形になるって、今でもちょっとした感動があります。
趣味って、誰かに認められなくても、評価されなくても、自分が心地いいと感じられればそれでいいものだと思っています。
AIとの創作も、まさにそんな存在です。
うまくできる日もあれば、「今日はなんかピンとこないな」という日もある。
でもそれでいいし、だから続けられるのかもしれません。
今の時代、何かを始めるにも「成果を出さなきゃ」と思いがちです。
でも、AIと遊んでみることで「うまくやらなくても、楽しいって思えることがあるんだ」と気づけました。
音楽じゃなくても、イラストでも、文章でも、AIを使った創作はたくさんあります。
どれかひとつでも、自分に合った“遊び方”を見つけられたら、
きっと日常が少しだけ、ゆるやかに、そして面白くなるはずです。